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福島県会津若松市の夏の風物詩として親しまれる田中稲荷神社祭礼「ほおずき市」は10日、市内大町通りで催された。浴衣姿の市民らが繰り出し、朱色に実ったホオズキを買い求めた。
大町四ツ角中央商店街振興組合と実行委員会の主催で、今年で40回目。鉄路でつながる東京・浅草のほおずき市にちなみ、地元の田中稲荷神社の祭礼に合わせて開いている。
厳しい暑さの中、ホオズキの鉢植えに付いた風鈴が涼しげな音を響かせた。子どもたちによる恒例の俵みこしや俵引き、初開催のスタンプラリーなども繰り広げられ、多くの家族連れらでにぎわった。