古民家施設「のののわ」 12日開店 カフェや農家民泊体験、里山再生の拠点に 福島県田村市

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古民家施設「のののわ」 12日開店 カフェや農家民泊体験、里山再生の拠点に 福島県田村市

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福島県田村市船引町の旧長外路城跡にある古民家を改修したカフェ・農家民泊体験施設が完成し、12日にオープンする。移住定住促進や地域活性化、里山再生の拠点などとしても活用される。
元市地域おこし協力隊員の中山真波さんら3人が運営する。名称は「城趾で繋がる、自然と暮らしの場nononowa(のののわ)」。入れたてのコーヒー、地域で採れたナツハゼやエゴマを使ったジュース、スイーツを提供する。今後は軽食やランチも用意するという。
隣接する耕作放棄地は畑として整備し、農作業も体験できる。ヤギの「わびー」と「さびー」がおり、交流できる。宿泊機能もあり、自分で収穫した野菜で食事をしたり、里山で農業のある暮らしを体験してもらう。養蜂などにも取り組むという。
中山さんは「地元の人たちはもちろん、移住希望者や観光客のつながりを育む場になればうれしい」と話している。営業は午前11時から午後3時。月曜と火曜は休み。詳細はSNSへ。