福島のニュース 福島県会津美里町の伊佐須美神社で11日、国重要無形民俗文化財の「御田植祭」が始まった。13日まで。同神社の御田植祭は鎌倉時代から続くとされる五穀豊穣を祈願する祭りで、伊勢神宮の朝田植、熱田神宮の夕田植と並び、伊佐須美神社の昼田植と称され、日本三田植の一つに数えられる。初日は大祓や宵宮祭が催され、沼沢文彦宮司、祭典委員長の杉山純一町長、総代ら関係者が茅の輪をくぐり、祭りの成功を願った。メインの12日は地域の子どもらによる獅子追童子、早乙女踊り、御輿渡御などが繰り広げられる。