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福島県警は夏場の熱中症対策として、制服警察官向けにポロシャツ型夏服の試験運用を始める。早ければ8月から着用し、10月末まで効果を見極めた上で本格導入に向けて検討する。15日に開かれた定例記者懇談会で示した。
ポロシャツ型夏服は伸縮性、通気性に優れた仕様となっている。福島、郡山、会津若松、いわき中央の4署に計160着を配備する。長袖、半袖の2種類があり、希望者に着用してもらう方針。試着した県警本部警務課の添田大輔警部補(38)は「速乾性もあり、とても着やすい」と語った。
県警によると、ポロシャツ型夏服の試験運用は埼玉県警から始まっており、全国に広がっている。
警察庁の制服に関する規則変更を受け、福島県警では今月から交番・駐在所内では脱帽を認めるなど見直しを進めている。