「交通安全マップ」をホームページで公開 715人の走行データ活用 急操作の傾向を可視化 福島市

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「交通安全マップ」をホームページで公開 715人の走行データ活用 急操作の傾向を可視化 福島市

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福島市は車の走行データを基に作成した「交通安全マップ」をホームページで公開した。今春のセーフティドライバーズコンテストで、急な運転操作などが見られた位置を地図に落とし込んでいる。木幡浩市長が10日の定例会見で発表した。
市とともにコンテストを主催した、あいおいニッセイ同和損害保険から提供を受けた。コンテストには108チーム、715人が5月から1カ月間にわたり参加。車載タグで急ブレーキや急加速、急ハンドル、速度超過などを感知した場所をマップ上にマークとして反映させた。交通量の多い路線も色の濃淡で表現している。
市によると、急ブレーキの目立った地点は多い順に山田字山ノ田、松川町水原字木曽内、上鳥渡字団子田、矢剣町、蓬萊町4丁目だった。
市内の交通事故は今年1月~6月の231件と前年比1・3倍のペースで推移し、増加傾向にある。(県北版)