福島のニュース
▽2回戦
日大東北4-3福島東
【評】日大東北が福島東にサヨナラ勝ちした。日大東北は2点を追う九回、無死満塁から相手の失策や暴投で同点とした。2死一、三塁で安斉が内野安打を放ち、勝負を決めた。福島東は八回に若林の適時打で一時勝ち越したが、リードを守り切れなかった。■日大東北の安斉、試合を決める
チームでスローガン「繫ぐ」体現
秋、春ともに県大会2回戦敗退を喫していた日大東北はスローガン「繫(つな)ぐ」を体現。ナイン一丸で窮地を乗り越えて3回戦進出を決めた。九回にサヨナラの内野安打を放った安斉悠太は「負けられないという意地があった」と気迫でつかんだ勝利を誇った。
今大会初登板だったが、変化球が抜けるなど不調を感じ、直球を中心に投球を組み立てた。三回から五回までは相手打線を三者凡退に仕留める力投を見せたが、六回は二つの四球と被安打で同点を許した。相手の勢いを止められず、八回途中で降板した。
同点の九回2死一、三塁で打順が回った。「仲間がつないでくれた打席。自分で決める」。初球のスライダーを捉えると、二塁手の前へ転がした。サヨナラの走者を本塁にかえすと、一塁上で雄たけびを上げた。ベンチから飛び出た仲間に迎えられ、歓喜の輪をつくった。
昨秋からエースナンバーを背負い、打撃では中軸を任されるチームの大黒柱。19日の3回戦は、安積黎明との郡山対決となる。「最終回で実現できた『繫ぐ』プレーを序盤から発揮し、勝ちたい」と闘志を燃やした。■「努力し続ける」
福島東2年若林
一時勝ち越し打
福島東は若林陸豊が八回に勝ち越しの2点適時打を放ち、終盤に日大東北を追い詰めた。フルカウントからの6球目、高めの直球を左方向に運んだ。走者の生還を確認すると一塁上で右拳を突き上げた。打撃フォームでタイミングの取り方などを改善し、打率が向上。2年生ながらスタメンを勝ち取った。「来年は勝てるよう、前を向いて努力し続ける」と誓った。
日大東北4-3福島東
【評】日大東北が福島東にサヨナラ勝ちした。日大東北は2点を追う九回、無死満塁から相手の失策や暴投で同点とした。2死一、三塁で安斉が内野安打を放ち、勝負を決めた。福島東は八回に若林の適時打で一時勝ち越したが、リードを守り切れなかった。■日大東北の安斉、試合を決める
チームでスローガン「繫ぐ」体現
秋、春ともに県大会2回戦敗退を喫していた日大東北はスローガン「繫(つな)ぐ」を体現。ナイン一丸で窮地を乗り越えて3回戦進出を決めた。九回にサヨナラの内野安打を放った安斉悠太は「負けられないという意地があった」と気迫でつかんだ勝利を誇った。
今大会初登板だったが、変化球が抜けるなど不調を感じ、直球を中心に投球を組み立てた。三回から五回までは相手打線を三者凡退に仕留める力投を見せたが、六回は二つの四球と被安打で同点を許した。相手の勢いを止められず、八回途中で降板した。
同点の九回2死一、三塁で打順が回った。「仲間がつないでくれた打席。自分で決める」。初球のスライダーを捉えると、二塁手の前へ転がした。サヨナラの走者を本塁にかえすと、一塁上で雄たけびを上げた。ベンチから飛び出た仲間に迎えられ、歓喜の輪をつくった。
昨秋からエースナンバーを背負い、打撃では中軸を任されるチームの大黒柱。19日の3回戦は、安積黎明との郡山対決となる。「最終回で実現できた『繫ぐ』プレーを序盤から発揮し、勝ちたい」と闘志を燃やした。■「努力し続ける」
福島東2年若林
一時勝ち越し打
福島東は若林陸豊が八回に勝ち越しの2点適時打を放ち、終盤に日大東北を追い詰めた。フルカウントからの6球目、高めの直球を左方向に運んだ。走者の生還を確認すると一塁上で右拳を突き上げた。打撃フォームでタイミングの取り方などを改善し、打率が向上。2年生ながらスタメンを勝ち取った。「来年は勝てるよう、前を向いて努力し続ける」と誓った。