古書店「二丁目の夕陽」オープン 福島県喜多方市 新たな「知の拠点」へ

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古書店「二丁目の夕陽」オープン 福島県喜多方市 新たな「知の拠点」へ

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福島県喜多方市の古書店「二丁目の夕陽」は14日、オープンした。オープニングセレモニーが行われ、関係者が新たな「知の拠点」の誕生を祝った。
古書店を整備した同市のまちづくり会社「蔵の街喜多方」の矢部善兵衛社長と同店の顧問を務める元県立博物館長の赤坂憲雄さんがあいさつした。矢部社長らがテープカットし開店を祝った。オープンを記念し、赤坂さんが「本を読むということ」と題し講演した。
「二丁目の夕陽」は戦火や大災害を免れ、市内の蔵や住居に眠る古書を新たな持ち主につなごうと元洋品店を改装して誕生した。約5千冊の古書の販売に加え、定期的に講演会や読書会などを開き、市民らの交流と学びの場としても活用する。
住所は喜多方市字2丁目4660の1。不定休で時間は平日午前10時から午後3時まで、土日祝日は午前10時から午後7時まで。問い合わせは同店へ。(会津版)