福島のニュース
福島県只見町と新潟県三条市を結ぶ国道289号八十里越区間の来年秋以降の開通を見据え、福島県と新潟の各地方振興局は19日、八十里越を含む三つの街道周辺の道の駅など39カ所を巡る「八十里越界隈∞(無限大)エリアデジタルスタンプラリー」を始める。豊富な海と山の幸がある両県の魅力を発信し、街道の歴史や特色などを感じてもらう。
両県には八十里越の他に国道49号の会津・越後街道、国道252号の六十里越峠の歴史的な街道がある。南会津、会津、県南の各地方振興局、新潟県の新潟、三条、佐渡、魚沼、長岡の各地域振興局による初の合同事業で、広域的な観光周遊を促し、関東圏からの誘客につなげる。
南会津、会津、県南地方などの観光施設がチェックポイントとなる。スマートフォンのアプリ「furari(フラリ)」をダウンロードし、各施設を巡ってスタンプを手に入れる。20個集めると福島県か新潟県の特産品1万円分が当たる八十里越賞の対象となる。39個全て集めると当選確率が3倍になる。
期間は11月24日まで。六十里越は大雪のため橋が流失し、現在は通行できない。詳細は県のホームページで確認できる。