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福島県選管委は19日、参院選の投票2日前(18日)現在の期日前投票状況を発表した。投票者数は38万2391人で、2022(令和4)年の前回同期の約1・3倍となった。全有権者に占める期日前投票者の割合は25・13%となり、有権者の約4人に1人が投票を済ませた。
今回の参院選は期日前投票開始から投票2日前までの日数が前回より1日少ないため単純比較はできないが、県選管委は増加要因を「(期日前投票)制度が年々浸透してきている。投票日が3連休の中日となったため、事前に投票を済ませた有権者が多いと考えられる」と分析している。
県内各市町村の期日前投票の状況は【表】の通り。全59市町村のうち57市町村で前回同期を上回った。有権者に占める投票者割合が最も多かったのは鮫川村の46・00%で、1155人が一票を投じた。村選管委によると、村民健診が13日から18日まで町役場近くの公民館で行われ、健診と併せて期日前投票を済ませた人が多かったとみられるという。
県選管委は不在者投票の中間状況も発表した。18日現在で投票用紙の交付を受けたのは全有権者の0・73%に当たる1万1091人だった。同日現在の投票者数は8864人。
■福島県内13市は35万3942人
最終日の19日まで
前回比7万6213人増
参院選の期日前投票が19日、終了した。福島民報社が期日前投票初日の4日から19日までの投票状況を調べた結果、本県選挙区の13市の投票者数は35万3942人で、2022(令和4)年の前回参院選に比べて7万6213人増えた。
県内13市の投票状況は【表】の通り。郡山市の7万6068人が最も多く、福島市6万8098人、いわき市6万5932人などが続いた。