福島のニュース
1月末に一部店舗が閉店した福島市のJR福島駅西口の駅構内にある商業施設「パワーシティピボット」について、施設を運営するJR東日本東北総合サービスは22日、新たな小売業が出店すると明らかにした。早ければ来年3月に開業する。同日、大規模小売店舗立地法に基づく変更届が県報に告示された。
同社は取材に対し、出展する小売業の具体的な事業者名については「決まり次第、ホームページや店頭で公表する」と回答した。複数の関係者によると、首都圏を地盤とする大手スーパーの名前が挙がっている。
小売業はピボット内北側に出店する。昨年9月までフィットネスジムがあった空き店舗と、隣接するゲームセンターが営業している区画の一部を活用する。面積は約2560平方メートル。食品を加工できるスペースを設ける計画。ゲームセンター部分には小売業以外の店舗も入居する方向で調整が進んでいる。
ゲームセンターは今秋ごろ、1月末にスーパー機能などが閉まったピボット内南側に移る予定。
法に基づく変更届は、ピボットを所有するJR東日本が10日付で県に提出した。