昨年準優勝のリベンジに挑む! 「高校生模擬裁判選手権オンライン大会」に福島高(福島市)が今年も出場

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昨年準優勝のリベンジに挑む! 「高校生模擬裁判選手権オンライン大会」に福島高(福島市)が今年も出場

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架空の刑事事件を題材に高校生が検察と弁護側に分かれ、主張を競い合う高校生模擬裁判選手権のオンライン大会に福島市の福島高が挑む。出場は2年連続3度目。生徒は「昨年準優勝だったリベンジを果たしたい」と意気込んでいる。
オンライン大会は日弁連の主催で8月2日に開かれ、抽選で勝ち上がった4校が参加する。出場校は検察官役と弁護人役を交互に担う。今回は「覚醒剤取締法違反罪」に問われた事件で実際の訴訟手続きを再現する。
出場するのは2年の星隆晃さん、佐藤真仲さん、佐藤栞さん、猪狩愛実さん。星さんは警察官である父親の影響で法律に興味を持ったといい、同じ部活動に所属する真仲さんらと参加を決めた。
本番に向け、県弁護士会の紺野明弘弁護士や福島地検の検察官らの助言を受けながら、主張の内容や構成を練り上げている。4人は「一つの物事でもさまざまな捉え方ができて面白い」「相手を納得させる主張をするのが難しい」などと話す。
大会は2試合行い、現役の裁判官らが審査する。星さんは「検察官側は否定の余地がなく、弁護人側は被告が犯人と認められない主張を展開したい」と力を込めた。