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JAふくしま未来は25日、キュウリなど一部の農作物に、記録的な猛暑や日照りによる生育不良が生じているとして、福島市の福島稲荷神社で7年ぶりとなる雨乞いを行った。
夏に収穫の最盛期を迎えるキュウリは暑さが厳しいと、実が曲がってしまう。同JAは味に遜色のない曲がった実を「マグナムキューカンバー」として売り出しているが、生産現場では暑さの影響を最小限に抑えようと収穫を早める動きが出ている。収穫は例年11月ごろまで続くが、現状の天候が続けば秋に出荷量が落ち込む恐れがあるという。旬を迎えているモモや、キュウリ以外の野菜の一部にも高温障害がみられる。
雨乞いには役職員6人が臨んだ。三津間一八組合長が玉串をささげ、恵みの雨の到来と農作物の順調な収穫を願った。