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アーティストが福島県葛尾村に滞在して作品を制作する「Katsurao
AIR(カツラオエアー)」の活動報告会は27日まで、葛尾中旧校舎と村復興交流館あぜりあとで催されている。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの地域発展を願い、6月からアーティスト3人が約2カ月間、村内に住んで手がけた作品が並ぶ。
福島市出身の丹治りえさんは、滞在中、草が生い茂る村内の土地を開墾。自然と触れ合い、作業を通じて撮影した風景写真などを展示している。内田聖良さんによるインターネットを駆使した「メディアアート作品」、くもそらとさんによる粘土作品も並ぶ。
入場無料。時間は午前10時から午後4時まで。あぜりあでは葛尾の土を使った粘土造形のワークショップを催している。
問い合わせは葛力創造舎へ。(相双版)