努力を積み重ねる大切さ学ぶ 駒沢大陸上部監督の藤田敦史さんら陸上教室 福島県郡山市

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努力を積み重ねる大切さ学ぶ 駒沢大陸上部監督の藤田敦史さんら陸上教室 福島県郡山市

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駒沢大陸上部監督の藤田敦史さん(白河市東出身)によるトップアスリート養成教室は25日、福島県郡山市のHRS開成山陸上競技場で開かれた。市内5高校の64人が、努力を積み重ねる大切さなどを学んだ。
市の主催。陸上競技場の命名権(ネーミングライツ)を持つ郡山ヒロセ電機の親会社ヒロセ電機(本社・横浜市)が駒大陸上部とスポンサー契約を結んでいる縁で、昨年に続いて藤田さんらを招いた。郡山ヒロセ電機がタオルやステッカーの提供などで協賛した。
2023年から名門を率いる藤田さんは、上半身や股関節のストレッチを教え、ジョグの大切さを伝えた。ペース走では普段指導している部員の山口真玄さん、森重清龍さん(ともに4年)と共に集団を引っ張った。
藤田さんは「結果を出し続けるには自分の個性を知るのが大事。1枚1枚の紙を積み上げる努力を、我慢でなく手段にできる人がトップアスリートになる」と呼び掛けた。陸上部の岩井貴生部長も参加した。
1500メートルを主戦場とする真舩勝道さん(帝京安積高2年)は「股関節のストレッチを取り入れ、県高校駅伝で区間賞を取りたい」と目標を掲げていた。(郡山版)