福島のニュース
20日に投開票された参院選福島県選挙区(改選1議席)の石川郡の投票率は65・63%となり、2022(令和4)年の前回選挙に比べて2・55ポイント増加した。
県選挙管理委員会によると、投票率が最も高かったのは古殿町の70・23%で、前回選挙に比べて投票率が最も増加したのは浅川町の5・25ポイントだった。
石川郡の候補者別得票数では、自民党の現職森雅子氏が8603票で最多。立憲民主党の新人石原洋三郎氏が6600票、参政党の新人大山里幸子氏が3501票、無所属の新人遠藤雄大氏が461票、政治団体「NHK党」の新人越智寛之氏が159票だった。
全国の投票率は58・51%で、52・05%から6・46%増加。これまでも与野党が拮抗(きっこう)した状況だと投票率が高まる傾向がある。物価高騰対策やコメ政策の在り方など、消費者の生活と直結する争点が明確だった他、国民民主党や新興政党の参政党の躍進に注目が集まったことなどが投票率を押し上げたとみられる。(県南版)