福島市長選に現職木幡氏が３選目指し立候補表明　１１月９日告示、同１６日投票

任期満了に伴い１１月９日告示、同１６日投票で行われる福島市長選で、現職木幡浩氏（６４）＝２期目＝は２６日、３選を目指して立候補を表明した。
木幡氏は同日、市内で開かれた連合後援会の集会で出馬要請を受けた。「次の４年間も市政を担い、これまで仕込んできたものを成し遂げる責任がある。人口減少が止まらず、課題が山積する中、特に若い世代が定着し、人に選ばれるための施策を実現させる」と決意を述べた。
木幡氏は飯舘村出身。原町高、東京大経済学部卒。１９８４（昭和５９）年に自治省（現総務省）に入省し、岡山県副知事、消防大学校長、復興庁福島復興局長などを歴任。２０１７（平成２９）年１１月の市長選で初当選した。
市長選を巡っては、他にも水面下で立候補を模索する動きがある。