福島のニュース
内堀雅雄福島県知事は25日、玉川村を訪れて村役場の中堅職員と組織づくりや人口減少問題について意見を交わした。
意見交換には村役場の高久雄生企画政策課主事、近内ひかり健康福祉課副主査、三瓶友佳総務課係長が参加した。庁内のデジタルトランスフォーメーション(DX)担当の高久さんは「DXへの意欲が職員で異なり、全体で進める上で難しさがある。知事はどうやって組織をまとめているのか」と相談した。
内堀知事は「大きな組織で全員が同じ意識を持つのは正直、難しい」としつつ、「トップが(DXを)言い続けることと、各課に責任者を置くのが大事」と助言。その上で、DXの専門家を紹介して「ぜひ相談してみて」と呼びかけていた。(県南版)