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福島県会津若松市を拠点に活動する陸上競技の会津アスリートクラブ(会津AC)は8月17日に沖縄県で開幕する全国中学校体育大会(全中)に6種目8人が出場する。地域クラブの大会参加が認められて3年目を迎え、多くの大会で新記録を打ち立ててきた。選手は大舞台での上位入賞へ気持ちを高めている。
全中に出場するのは女子400メートルリレーの岩沢莉子選手、宇津城優芽選手、堀金心結選手、益子夕姫選手、五十嵐友姫花選手。堀金選手は100メートル障害、益子選手は800メートルの出場権も得ている。100メートル障害に小椋梨愛選手、200メートルに奥田知世選手が参加する。男子は1500メートルの佐藤伶音選手がエントリーする。
クラブは今季の各種大会で数々の記録を塗り替えてきた。堀金選手は4日の県中体で県中学記録を更新。27日の全日本中学通信福島大会ではさらに大会記録、県中学記録を塗り替えた。女子400メートルリレーは県中体で大会記録を更新し、全日本中学通信福島大会で大会新記録と県中学新記録を樹立した。
選手は勢いに乗り、全中でも好記録が期待できる。クラブ内でも互いに切磋琢磨し、力を付けている。
高橋聡監督(スポーツクラブタカハシ)は「自分の力を精いっぱい発揮してほしい。全国の選手と戦うことで次につながる何かを感じてもらいたい」と力を込めた。(会津版)