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二本松少年隊顕彰祭は28日、福島県二本松市民会館で行われ、関係者が戊辰戦争で郷土のために奮戦した隊士の思いをしのんだ。
二本松少年隊顕彰会の主催で、二本松城が落城した1868(慶応4)年7月29日にちなみ毎年催している。顕彰会長の三保恵一市長が「二本松少年隊士の思いを皆で継承いただくことを心からお願い申し上げる」と述べ、二本松藩主丹羽家18代当主の丹羽長聰さんがあいさつした。
福島岳風会二本松吟詠会が「嗚呼二本松少年隊」を献吟し、二本松剣友会が小野派一刀流五行組太刀の太刀の形を演武した。二本松南小児童が舞踊、岳下小児童が居合、二本松北小児童が剣舞を披露した。
二本松少年隊作文・感想文コンクールの表彰式が行われ、最優秀賞の斎藤真留美さん(油井小6年)、熊田陽介さん(二本松一中2年)をたたえた。