福島のニュース
26、27の両日、福島県田村市滝根町と小野町で開かれた自転車レース大会「あぶくま洞ヒルクライム」、「小野こまちロードレース」では、地域住民らが特産品のプレゼントや露店の設営などで選手たちをもてなした。ライブやトークショーなども繰り広げ、大会を盛り上げた。
昨年に引き続き、震災被害を受けた台湾の支援を兼ね「台湾応援・福島復興ロードレース事業」として県のサポート事業を受け実施。両日ともに女性団体「世界華人工商婦女企管協会日本分会」の尹世玲さん、在日台湾人の人気ユーチューバー・アランさんが訪れ、福島の魅力や復興の様子への理解を深めた。
26日の「あぶくま洞ヒルクライム」(蒲生康博実行委員長)は田村市滝根町のあぶくま洞周辺で開いた。星の村天文台では、選手らの交流会や福島美少女図鑑のコンサートを催した。地元名物コロッケ「きむコロ」なども振る舞い人気だった。
27日の「小野こまちロードレース」(吉田代吉実行委員長)は小野町B&G海洋センターをスタートして実施。小野高家庭クラブをはじめ、地元商工会などが露店を開き、参加者らをもてなした。小野高の根本心愛さん(3年)は「みんなで考えた甘酒ドリンクを提供できて良かった」と話していた。(県南版)