不戦へ「長崎の鐘」企画展 1日から福島市の古関裕而記念館 8月11日は入館無料

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不戦へ「長崎の鐘」企画展 1日から福島市の古関裕而記念館 8月11日は入館無料

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福島市の古関裕而記念館は8月1日から9月23日まで、戦後80年の企画展「長崎の鐘~祈り」を館内で開く。
市内出身の作曲家・古関裕而さんが手がけた「長崎の鐘」は、長崎の医学博士・永井隆さんの著書に感銘を受けて作曲された。展示では両氏がやりとりした手紙や自筆譜などを展示する。
佐藤光憲館長と学芸員の阿部和歌子さんは福島民報社を訪れ「被爆者へのレクイエムだけでなく、国民へのエールの意味も強い曲。県民に展示を通して歌い継いでほしい」と来場を呼びかけた。
会期中の8月17日、9月11、21日の両日はイベントのため企画展は観覧できない。入館料は一般300円、小中学生は100円(8月11日は古関裕而生誕記念のため入館無料)。時間は午前9時から午後5時(最終入館は同4時30分)まで。(県北版)