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福島県只見町民らでつくる国道252号六十里越雪わり街道を愛する会は29日、新潟県境の六十里越区間の清掃ボランティア活動を行った。大雪による雪崩で流失した出逢橋の仮橋がお盆前の8月12日までに開通する見通しとなり、参加者は新潟県からの観光客を迎えるため気持ちを込めて道路を美化した。
町民や県、町建設業協会などから88人が参加した。例年は新潟県魚沼市側と一緒に活動しているが、県境が通行止めとなっているため、それぞれ実施した。
清掃区間を短縮し、田子倉レークビュー手前から浅草岳登山口駐車場付近まで約1キロごとに7班が作業した。参加者は道路脇にあるごみを丁寧に拾い集めた。
終了後、登山口駐車場で交流会を開いた。県南会津建設事務所が仮橋工事の状況などを説明した。目黒長一郎会長は「新潟県とつながるので気持ちが高ぶっている。お盆前に開通するのは本当によかった」と話した。(会津版)