JAふくしま未来が高温渇水対策本部 適切な水やりや追肥、指導助言を強化 福島市

  • [エリア] 福島市
JAふくしま未来が高温渇水対策本部 適切な水やりや追肥、指導助言を強化 福島市

福島のニュース


JAふくしま未来は29日、福島市の本店に高温渇水対策本部を設置した。夏場の高温・渇水による農作物への被害を防ぐため、組合員への指導、助言を強化する。
JAによると、管内の主要な農業用ダムの現在の貯水率はおおむね平年並みに推移している。一方、7月の降水量は28日時点で平年比の15%にとどまっているという。今後も気温の高い日が続き、降水の少ない状況が続くと見込まれる。
JAは生産者への農業用水の有効活用や適切な水やり、追肥、収穫時期の徹底などの呼びかけを強める。週ごとに農産物の生育状況の把握に努める。
三津間一八組合長らが本店前に対策本部の看板を掲げた。「最盛期を迎えたモモやキュウリを中心に肥培管理を徹底してもらい、品質と収量の維持に努めたい」と述べた。(県北版)