福島のニュース
福島県川俣町山木屋地区でトルコギキョウの収穫が最盛期を迎えている。
切り花の需要が高まるお盆を控え、生産農家の村上仁さん(79)方では、花言葉の「優美」のような気品ある紫やピンク、白色など10種類を栽培しており、村上さんと妻正子さん(71)が早朝から作業に汗を流している。標高約540メートルで栽培された同地区のトルコギキョウは品質が良く市場で高く評価されている。
村上さんによると今年は丈が長く茎がしっかりとした花に育っているが、記録的な猛暑で生育が2週間ほど早いという。作業は9月上旬まで続き、東京都内の市場に出荷される。
2人は東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされたが、2014(平成26)年に営農を再開した。