福島県郡山市の高校生が考案「ふくふくガレット」 コーヒー香る新ご当地グルメで挑戦!

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福島県郡山市の高校生が考案「ふくふくガレット」 コーヒー香る新ご当地グルメで挑戦!

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福島県郡山市の郡山北工高の石井愉那さん(3年)と高橋優さん(同)はオリジナルコーヒーを練り込んだ生地で県産食材を包んだ「ふくふくガレット」を開発した。4日、宮城県利府町の利府町文化交流センターで開かれる「ご当地!絶品
うまいもん甲子園」東北エリア選抜大会に出品する。
「ふくふくガレット」は同高の生徒が独自にブレンドしたコーヒーを練り込んだ生地に、薄切りにした生のニンジン、ホウレンソウを加えた卵焼き、みそで炒めたエゴマ豚など県産の食材を包んだ商品。生地に入れたブレンドコーヒーはエチオピアやコロンビアなどの豆を使用し、コーヒーの香りを生かしながら、食感や彩りにこだわった。
同校で開発するオリジナルブレンドコーヒーを広める目的で、菓子作りが好きな石井さんが発案した。商品名は福島のおいしいもので「福」を届けたいという思いから決定した。
2人は今大会に挑戦するのは2回目。昨年はコーヒーを使ったキッシュを作ったが、予選落ちした。石井さんは「貴重なチャンスをしっかりつかみたい」、高橋さんは「コーヒーや県産食材の良さを全国にPRして盛り上げたい」と意気込んだ。
うまいもん甲子園は高校生が地域の特産品を使った料理を考え競う。東北エリア選抜大会には審査を通過した8校が出場する。県内からは郡山北工高のみ。(ワイド版)