冬姫、照姫、八重役決まる 会津藩公行列の個人役柄選考会 福島県会津若松市

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冬姫、照姫、八重役決まる 会津藩公行列の個人役柄選考会 福島県会津若松市

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福島県会津若松市で9月に開かれる「会津まつり」最大のイベント「会津藩公行列」の個人役柄選考会は2日、市内の會津稽古堂で開かれた。冬姫役は東京都の管理栄養士山田まりあさん(29)、照姫役は神奈川県の大学生町田花怜さん(21)、山本八重役は京都府の大学生佐藤ソフィアさん(19)に決まった。
選考会には書類審査を通過した候補者計6人が参加し、審査員長の小柴忠雄会津まつり実行委員会行列班長らが面接で審査した。
山田さんは2022(令和4)年に照姫役を務めた。「今度は冬姫を演じられてうれしい。彼女らしい立ち振る舞いでまつりを盛り上げたい」と意気込んだ。町田さんは昨年も応募し、落選した照姫役をついに射止めた。「会津まつりに込められた思いを伝えられるよう頑張る。遠方から来た人にも楽しんでもらいたい」と力を込めた。佐藤さんは八重の夫・新島襄が創設者である同志社大に在学している。「八重の迫力のある姿を皆さんに届けられるよう、精いっぱい務めたい」と誓った。
会津藩公行列は9月20日に実施する。総勢約600人が時代衣装をまとい、市中を行進する。