聖光学院、山梨学院と初戦 夏の甲子園 第7日(11日)第1試合

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聖光学院、山梨学院と初戦 夏の甲子園 第7日(11日)第1試合

福島のニュース


第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会は3日、大阪市のフェスティバルホールで開かれた。本県代表の聖光学院は大会第7日の第1試合(11日午前8時開始予定)で山梨学院(山梨)と2回戦で対戦する。聖光学院は4年連続20度目、山梨学院は3年ぶり11度目の出場。
抽選会場には各都道府県の代表校が集まった。各校の主将が壇上に上がり、予備抽選で決まった順番でくじを引いた。12番目に呼ばれた聖光学院の竹内啓汰主将は「20A」を引いた。24番目に呼ばれた山梨学院の梅村団主将が「20B」を引き、対戦相手に決まった。
聖光学院が勝利した場合、大会第11日の第2試合(15日午前10時30分開始予定)で岡山学芸館(岡山)―松商学園(長野)の勝者と3回戦を戦う。
春夏連覇を狙う横浜(神奈川)は第3日の1回戦で敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。前回覇者の京都国際は第8日の2回戦で選抜大会4強の健大高崎(群馬)と顔を合わせる。
開会式の選手宣誓は希望した主将がくじを引き、選抜大会で準優勝した智弁和歌山の山田希翔主将が務める。同校は第4日に花巻東(岩手)と1回戦。昨夏準優勝の関東第一(東東京)は第8日の中越(新潟)との2回戦が初戦となる。
1~3回戦の組み合わせが決まり、準々決勝、準決勝は進出校の主将が各試合終了後にくじを引いて決める。
暑熱対策として5日は開会式を午後4時から行い、直後に創成館(長崎)―小松大谷(石川)の1試合のみ実施。第6日まで、午後の暑い時間帯を避ける「朝夕2部制」を導入。休養日3日を含む18日間の日程で、順調に進めば決勝は22日となる。■山梨学院
長打力光る打線
菰田、檜垣の投手二枚看板
山梨学院は春の選抜高校野球大会(センバツ)に続く甲子園出場。山梨大会決勝で昨夏の代表校・日本航空を4―3で退け、31チームの頂点に上り詰めた。
4試合で33得点、4失点。チーム打率は3割8分4厘。全試合で本塁打を放ち、計6本と打力が光った。中軸の万場翔太、下位の檜垣瑠輝斗は打率6割超え。守備は失策1と隙がない。
投手は「背番号1」の菰田陽生と檜垣の二枚看板。右腕の菰田はセンバツ2回戦で登板した際、194センチから投げ下ろす直球で152キロをマーク。左の檜垣は山梨大会準決勝で先発し、8回被安打4、10奪三振と好投した。
2023(令和5)年のセンバツで全国優勝経験がある。■強力打線封じる
聖光学院・斎藤智也監督
山梨学院は全国トップクラスの実力を持つ。強力打線を抑えられるよう捨て身になって戦う。■成長した姿披露
聖光学院・竹内啓汰主将
みんなで成長した姿を見せたい。不利な状況に立たされても、しつこく食らい付いていく。■ロースコア目標
山梨学院・吉田洸二監督
聖光学院はとても良いチームで似たもの同士だ。ロースコアの展開を目指して全力で臨む。■つながり大切に
山梨学院・梅村団主将
チームのつながりを大切にしている。こちらから崩れないよう意識し、投手を打撃で援護する。