昭和天皇記念献血推進賞の陰山建設たたえる 中小企業全国初の栄誉 福島県郡山市で受賞祝賀会

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昭和天皇記念献血推進賞の陰山建設たたえる 中小企業全国初の栄誉 福島県郡山市で受賞祝賀会

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今年の献血運動推進全国大会で最高賞の昭和天皇記念献血推進賞を受けた福島県郡山市の陰山建設の受賞祝賀会は5日、市内の郡山ビューホテルで開かれ、県内初であり、中小企業としては全国初の栄誉をたたえた。
約140人が出席した。代表発起人で、協力企業でつくる昭栄会の吉成進会長があいさつした。斎藤拓朗県赤十字血液センター所長が賞の概要を紹介。佐藤憲保県議、土屋繁之慈繁会理事長が祝辞を述べた。
陰山正弘社長が献血協力者や社員への感謝を表した。全国大会で秋篠宮妃紀子さまから被災地訪問活動への感謝を伝えられたと明かし、「困っている人や地域に企業の存在意義を示せるかが大事。100年、200年と活動を続けたい」と述べた。芳見弘一福島民報社社長の発声で乾杯した。
陰山建設は昭栄会と共に、1984(昭和59)年から41年間にわたり「愛の献血運動」に取り組んでいる。今年は7月30日から3日間行われ、1325人が献血に協力した。