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11月に国内初開催となる聴覚障害者スポーツの祭典「デフリンピック」のキャラバン隊は7日、福島県会津若松、喜多方の両市を訪れた。大会をPRするとともに手話言語への理解を広めた。
会津若松市では市役所に一行が訪れ、市内の聴覚障害者やこどもクラブ(放課後児童クラブ)の子どもたちが歓迎した。室井照平市長が「県内から出場する選手を応援し、一緒に大会を盛り上げよう」と歓迎し、県聴覚障害者協会の吉田正勝会長とあいづ聴覚障害者協会の高畑公一会長が手話で機運の盛り上げを誓った。
庁舎内には手話体験ブースが設けられた。室井市長や子どもたちが手話の指文字を学んだ。デフリンピックのメダルのレプリカなども展示された。
大会開催期間は11月15日から26日までの12日間。東京をメインに21競技が行われ、このうちサッカー競技はJヴィレッジ(楢葉・広野町)が会場となる。(会津版)