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福島県会津若松市の神明通りにある商業施設跡地は11日、交流広場に生まれ変わり、一角に整備された「会津若松まちなか案内所」がオープンする。同日、飲食ブースなどが並ぶ記念イベント「会津まちなかふれあい市&まちなか横丁」も催され、家族連れや友人同士で楽しめそうだ。
2020(令和2)年9月にスーパーが閉店して以降、2800平方メートルほどが空き地となっていた。利活用を望む声が上がっており、会津若松商工会議所や市でつくる市中心市街地活性化協議会が整備を決めた。
案内所は延べ床面積約70平方メートルで、まちづくり会津が運営する。①案内業務②情報発信③コミュニティーの場づくり④地域密着型イベントの企画運営⑤地域課題の解決支援⑥子育て世代・学生の居場所―の役割を担う。
11日は午前10時から記念式典を行い、その後、台湾のダンスユニット「福島もも娘」がステージショーで華を添える。葵高吹奏楽部や市内のダンスグループも出演する。
「会津まちなかふれあい市&まちなか横丁」では、ハンドメイドブースやキッチンカーなど36の出店が並ぶ。
まちづくり会津の大竹恵美子さんと市商工課の田部浩平さんは「地元ならではの情報を発信し、新たな人の流れをつくる拠点にしたい」と話している。(会津版)