福島のニュース
福島県桑折町の割烹仙台屋は4日、都内の県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」で、町の特産品「半田銀山そば」を振る舞った。
町の食文化や観光資源を広く発信する取り組みで、町産のモモ「あかつき」もPRした。半田銀山そばは、町内の有志が「半田銀山そばの会協議会」を結成。耕作放棄地となった農地に種をまき、栽培から刈り取り、製粉などに取り組んでいる。香りと透明感のあるそばで、のどごしがよいとして注目されている。来場者が十割そばの他、そばを使ったクラフトビール、あかつきなどを堪能した。
観光パンフレットや町制施行70周年記念ボールペンなども配布して町をPRした。仙台屋の鈴木堅之さんは「ぜひ地元で半田銀山そばを味わってほしい。町の観光や農産物の魅力を広く伝えていく」と語った。(県北版)