福島のニュース
福島県玉川村のあぶくまビールが初めて自家醸造したビールが完成し、9日に販売が始まった。同日、村内の乙な駅たまかわで発売記念イベントを開き、来場者に新商品が振る舞われた。
新商品は「乙な麦
SESSION
IPA」(税込み660円)。柑橘系の香りと軽快な苦みが特徴で、スパイシーな肉料理に合うという。この日はイベント来場者が試飲し、購入者にはあぶくまビールのキャラクター「ホップくん」や乙な駅たまかわのロゴが描かれたコースターが贈られた。
同社はこれまでホップジャパン(田村市)の設備を借りて醸造していたが、7月から乙な駅たまかわ内の自社醸造所「Abukuma
Riverside
Brewery(あぶくまリバーサイドブルワリー)」で醸造を始めた。
「乙な麦
SESSION
IPA」は乙な駅たまかわの他、村内のすがまプラザ交流センターなどで購入できる。あぶくまビールの渡辺潤社長と醸造責任者の和田正樹さんは「ビールを味わいにぜひ玉川村に来てほしい」と話した。