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福島県郡山市の磐梯熱海温泉の萩姫まつりは9日、同温泉街で開幕した。初日は萩姫による献湯祭を催し、温泉の恵みに感謝した。
市内のあさか開成高3年の山口美莉さん、郡山女大付高3年の灰原佑月さんが第59代萩姫役として、源泉くみ上げの儀に臨んだ。分湯の儀では旅館など温泉利用施設の代表者に湯を配り、温泉街の一層の発展を祈った。
実行委員長の菅野豊磐梯熱海温泉観光協会長が「温泉一滴一滴を大切に扱ってほしい」とあいさつした。萩姫の2人が磐梯熱海温泉の由来や歴史を紹介した。
最終日の10日午後4時からJR磐梯熱海駅前の特設会場で「萩姫縁日」を開き、歌手やアイドルグループのステージなどを繰り広げる。