米シリコンバレー研修に学生を派遣 福島県いわき市で「浜通りトライデック」総会 事業計画を決める

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米シリコンバレー研修に学生を派遣 福島県いわき市で「浜通りトライデック」総会 事業計画を決める

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東京電力福島第1原発事故からの復興に向け人材育成などに取り組む一般社団法人「福島浜通りトライデック」は9日、福島県いわき市の東日本国際大で社員総会を開き、秋に米シリコンバレーに研修として学生を派遣することを決めた。防災などをテーマにした浜通り復興再生セミナーを開催することも申し合わせた。
総会には約30人が出席。ワシントン州立大トライシティーズ校とコロンビアベイスン短大との連携教育プログラムの推進、福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)との連携事業など今年度事業計画を決めた。米ハンフォード地域への研修活動の成果報告も行われた。総会後、国連ユニタールCIFAL(シファール)ジャパンとの共催による講演会を催し、拓殖大地方政治行政研究所特任教授の浜口和久氏が「福島浜通りから我が国の防災戦略を考える」をテーマに語った。
総会前に理事会を開き、代表理事に若松謙維氏(元復興副大臣)を選んだ。代表理事を務めていた緑川浩司氏(学校法人昌平黌理事長)は顧問理事に就いた。
その他の理事は次の通り。
▽副代表理事=石崎芳行(福島復興創世研究所副所長)▽理事=坂本竜太郎(衆院議員)高木美智代(元厚生労働副大臣)吉村作治(昌平黌総長)岡本任弘(福島高専校長)伊東亜紀子(国連ユニタールCIFALジャパン事務局長)▽専務理事=中村隆行(いわき短期大学長)▽理事・事務局長=草野幸雄(昌平黌法人事務局長)