12年前の自分から贈り物 えとタイムカプセルを開封 福島県猪苗代町

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12年前の自分から贈り物 えとタイムカプセルを開封 福島県猪苗代町

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福島県猪苗代町の若者の夢や思い出が詰まった「えとタイムカプセル」の掘り起こし式は10日、町内のリステルパーク内にある猪苗代ハーブ園で行われた。2013(平成25)年の埋設当時、小学6年だった参加者が12年前の自分からの贈り物を手にした。
猪苗代の子供たちの夢を応援する会(会長・鈴木長治リステルグループ社主)が2007年から取り組んでいる。小学6年生に将来の自分への贈り物などを宝箱に詰めてもらい、ハーブ園内にある十二支の巨木彫刻前に埋設した。12年後に取り出している。
今回は、12年前に小学6年だった約50人が参加した。宝箱を開けると、自分に宛てた手紙、写真、野球のボールなどが見つかり、歓声が上がった。翁島小卒の会社員小泉貴弘さん(24)=猪苗代町=は将来の夢などを記した手紙を手にした。「当時を思いだし、新鮮な気持ちになった。目標を持って仕事を頑張りたい」と話した。