鍛え上げた肉体美で「フィットネスボディコン」全国大会へ 福島県会津若松市の小島慶泰さん(会津北嶺高3年)

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鍛え上げた肉体美で「フィットネスボディコン」全国大会へ 福島県会津若松市の小島慶泰さん(会津北嶺高3年)

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福島県会津若松市の会津北嶺高の小島慶泰さん(機械科3年)は、鍛えた肉体の美しさを競い合う「RHF立志舎高校生フィットネスボディコンテスト」の東北大会で初出場ながら各部門を制した。17日に名古屋市で開かれる全国大会への切符を手にし「努力が認められてうれしい。現状に満足せず、次も勝つ」と闘志をみなぎらせた。
大会は7月に仙台市で開かれた。小島さんは「逆三角形」と呼ばれる上半身の筋肉のバランスなどを評価する「高校生フィジーク部門+170センチクラス」に出場し、1位を獲得。フィジーク部門全体でも総合優勝に輝いた。
1日150グラムのタンパク質の摂取を意識。食事回数を1日5~6回ほどに分け、牛肉メインの内容にするなど食事に気を遣った。トレーニングで体を極限まで追い込み、さらに胸や腕、肩などの筋トレを行う方法で鍛え上げた。
幼少期から体が大きい人への憧れがあり、趣味で筋トレに取り組むようになった。高校1年の時には市内のジムに入会し、体づくりに励んできた。今年5月、担当科目の教師から出場の打診があった。迷いもあったが「高校最後の大会。出るからには良いところまで行きたい」と出場を決めた。
「筋トレは自分との戦いで常にしんどい」と語る。だが、半年後、1年後の自分の体を想像し、乗り越えているという。全国大会に向け「焦らず自分のペースでトレーニングに励み、良い状態で本番を迎えたい」と照準を合わせた。