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福島県大玉村のあだたらの里直売所で13日、令和7年産米の先頭を切って村内産の早場米「五百川」の新米が発売された。17日まで限定販売会を開いている。
コメ需要が高まる中、帰省客が増えるお盆の時期に合わせて初めて実施した。五百川はコシヒカリ系で、もっちりして香りもよく、新米ならではのおいしさが一足早く楽しめる。5キロ入り4千円で1日30袋まで、1キロ入りは千円で販売し、試食もできる。
初日は押山利一村長、直売所の矢吹吉信店長、生産者の伊藤洋あだたらアグリサービス代表、五百川の普及に力を入れている二本松市の樽井商店の樽井功社長らが店頭でPRした。初めて五百川を栽培した伊藤代表は「安達太良山を眺めながら、塩むすびなどで味わってほしい」と話し、押山村長は「米作りは村の基幹産業であり、新しい挑戦を応援していきたい」と期待した。