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全国の高校生がフラダンス日本一を競う文部科学大臣杯全国高校フラ競技大会「第13回フラガールズ甲子園」は17日、いわき市のアリオスで開かれた。あさか開成(福島県郡山市)が2年ぶり3度目となる最優秀賞の文部科学大臣賞(初代フラガール小野恵美子賞)に選ばれ、「高校日本一」に輝いた。
実行委員会の主催。1都10県の20チームから約170人が参加し、課題曲と自由曲の合計点数で競った。
あさか開成は2023(令和5)年に最優秀賞に輝いたが、昨年は3位と涙をのんだ。自由曲は落ち着いた雰囲気の曲を選び、体を後ろに反らせながら踊る「バックロール」など高難易度の技を取り入れた。
練習を指導した卒業生や支えてくれた家族への感謝の気持ちを踊りで表現した。根本すみれ部長(3年)は「この日のために表現力を磨いてきた。昨年のリベンジができて本当にうれしい」と感無量だった。