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福島県田村市の夏の風物詩「灯籠流しと花火大会」は17日、市内船引町の市役所周辺と大滝根川で催された。大小合わせて約3千の灯籠が水面を幻想的に照らした。
船引町観光協会の主催。万霊供養のために1949(昭和24)年、地元の有志が大滝根川に灯籠を流したのが始まりとされる。
市内の企業や学校、団体などが趣向を凝らした大型灯籠を出品した。地元の児童生徒、市民らが先祖を思い、小さな灯籠を流した。河川沿いには多くの観光客が訪れ、揺れる明かりを見つめていた。
花火も打ち上げられ、見物客を楽しませた。