福島のニュース 福島市の夏の終わりを飾る風物詩「福島とうろう流し」は17日、県庁裏の阿武隈川河畔で行われ、来場者が先祖や亡き人へ鎮魂の祈りを捧げた。福島市仏教会、福島とうろう流し発興会の主催。福島青年会議所の共催、たまのやの協賛。先祖の霊を慰め、東日本大震災の犠牲者を追悼する灯籠約5千個が川岸に並んだ。水溶性の灯籠を川に流した。「響」の文字をかたどった灯籠も設置され、訪れた市民らが静かに手を合わせた。送り火として花火が打ち上げられ、県都の夜空を彩った。