福島のニュース
今年5月に郡山北地区交通安全協会長を退任した斉藤幸夫さん(86)に対する感謝状贈呈式は8日、福島県郡山市の郡山北署で行われた。斉藤さんは「2024(令和6)年に管内での交通死亡事故ゼロの継続日数1年を達成できてよかった」と長年の活動を振り返った。
贈呈式では斉藤さんに、鈴木順一署長が感謝状、遠藤初男会長が記念品をそれぞれ手渡した。
斉藤さんは西田支部長や副会長を歴任。2019(令和元)年11月から会長に就き、地域の交通安全活動に尽力した。これまで飲酒運転の根絶に向けて力を入れていただけに、1月にJR郡山駅前で起きた飲酒運転による死亡事故に心を痛める。後輩たちに「今後も飲酒事故を抑止してほしい。広報啓発活動を大事にしてほしい」と託した。(郡山版)