福島デンソーエアリービーズの選手とファンが交流　「バレーボールと夏の思い出フェス」　福島県郡山市

バレーボールの大同生命ＳＶリーグ女子の福島デンソーエアリービーズは１３日、福島県郡山市の宝来屋ボンズアリーナ（郡山総合体育館）で選手とファンが交流する「バレーボールと夏の思い出フェス」を開催した。県内外から多くのファンが駆けつけ、トークショーやサイン会など多彩な催しを満喫した。
辻健志監督や選手１６人、チーム関係者、ファンが参加した。スペシャルゲストで元女子バレーボール日本代表の大林素子さんが登場し、あいさつした。選手と来場者はサーブを打ったり、ジャンプの高さを競ったりして触れ合った。会場にはキッチンカー４店や縁日、ボールプールなどの遊具が設けられ、子どもも楽しんだ。
ファンクラブ限定イベントでは選手のトークショーが行われ、今季から現役復帰しデンソーの主将を務めた経験がある中元南選手は「ただいまです。皆さんと『頂（てっぺん）』をとりたい」などと話した。サイン会も実施され、選手はファンのＴシャツや色紙にサインを書き込んだ。ファン歴２年の郡山市の山本美実さん（１５）＝大槻中３年＝は「試合中の選手はかっこいいが、この日は優しくて親近感がわいた」と語った。