福島県いわき市渡辺地区で６年ぶりの夏祭り　フラ、空手、花火…　楽しい一夜を過ごす

福島県いわき市渡辺町の「渡辺地区夏祭り」は１５日、渡辺公民館駐車場で開かれた。地域での夏祭りは６年ぶりで、住民が楽しい一夜を過ごした。
夏祭り実行委員会の主催。渡辺区長会、渡辺スポーツ協会、ＪＡ女性部共催、地域の各種団体の協賛。同地区の夏祭りは、２０１９（令和元）年の「第３３回夏祭盆踊り大会」以来となった。
渡辺公民館で活動する「ハウオリマルヒア」による華麗なフラダンスショー、「国際空手道連盟極真会館福島地区いわき道場」の門下生らによる空手演舞の他、ＮＰＯ法人ＶＩＤＡダンススクールのダンスが披露された。いわきおどりやバンド演奏もあった。
渡辺スポーツ協会による焼き鳥やかき氷のブース、ＪＡ女性部の野菜や米の販売、子ども向けの射的などの縁日コーナーも人気を集めた他、キッチンカーも出店した。日が暮れると親子で花火をし、お楽しみ抽選会も行われた。
小野晋平実行委員長は「手探りの状態だったが、多くの人の協力で開催でき感謝している」、実行委庶務の吉田精得さんは「開催できてホッとしている。今後の継続につながれば」と笑顔で語った。（いわき版）