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若者の意見を福島県郡山市の教育施策に反映する「郡山ユースカウンシル2025」に参加している中学生は18日、市役所でグループ発表に臨み、市に教育環境の充実に向けたアイデアを提言した。
昨年度に続き2年目の取り組み。2年生28人が5班に分かれ、5日からワークショップ形式で提言内容を話し合ってきた。福島大人間発達文化学類の坂本篤史准教授が進行役、同学類教職課程の大学生5人が生徒の補助役を務めた。
この日は①学習意欲の向上②教職員と生徒に寄り添う学校施設③地域の人とつながれる行事とは④校則の明確化のために⑤みんなが求める環境にやさしい学校づくり―の五つのテーマで発表した。班ごとに早崎保夫市教育長らに思いを伝えた。
生徒の主体性を育むための探究活動の実施や、地域や学校の行事を知らせる掲示板設置による市民参画の促進など、若い感性を生かした考えを提案した。
出された意見は市教委が市の関係課に報告する。(郡山版)