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福島県矢祭町は町未来共創フェローに東京都立大客員教授の陳内裕樹さんと大阪教育大客員教授の小出泰久さんを委嘱した。12日、町役場で委嘱状交付式が行われた。2人は町のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた施策に対し、専門家の立場から助言する。
陳内さんは国の「デジタル田園都市国家構想」の推進を支援してきた。小出さんは外資系大手IT企業で10年以上教育業界に携わり教育のDX化に関わってきた。陳内さんは町の総合政策、小出さんは教育分野をそれぞれ担当する。研修を通じて人材育成に取り組む。
交付式では佐川正一郎町長が陳内さんに委嘱状を手渡し、「公約にもDX推進を掲げている。専門的な知見で人材育成に取り組んでほしい」とあいさつした。陳内さんは「今日からスタートとなる。皆さんと一緒に歩んでいきたい」と意気込みを述べた。(県南版)