福島のニュース
福島署などは福島市土湯温泉町の国道115号沿いに「パト看板」を設置した。パトカーの前後面が印刷された看板で、常に赤色灯が点灯しておりドライバーに安全運転を促す。18日、福島市の土湯除雪ステーションで運用開始式を行った。
市交通対策協議会と福島地区交通安全協会が協力した。死亡事故などの重大交通事故が発生している115号で、あおり運転の防止や車両の速度抑止などにつなげるのが狙い。
運転手からはパトカーが道路脇に停車しているように見えるよう工夫した。土湯除雪ステーションと、陸上自衛隊水原演習場前の道路脇2カ所に設置した。
式には関係者約20人が出席した。福島署の渋川敬蔵署長が「パト看板の設置で1件でも事故が減ってほしい」とあいさつした。市交通対策協議会の寺島正嗣事務局長(市市民・文化スポーツ部次長)と福島地区交通安全協会の大村雅恵会長が出席した。(県北版)