歴史漫画「半田銀山昔語り」完成　「ガンダム」の安彦良和さん描き下ろし　９月、福島県桑折町でトークショー

アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを手がけた安彦良和さんによる半田銀山（福島県桑折町）を題材にした歴史漫画「半田銀山昔語り」が完成した。９月に開くトークショーで披露する。
町制施行７０周年記念事業の一環。「半田銀山昔語り」は、半田銀山の絵図面師だった安彦さんの曽祖父・兵太郎さんの物語で、安彦さん自身のルーツをたどる作品。町からの依頼に応じて描き下ろした。安彦さんは半田銀山を舞台に、明治の実業家五代友厚が登場する「銀色の路―半田銀山異聞―」を「週刊ヤングジャンプ」で連載している。
トークショーは９月７日午後１時３０分から町内の多目的スタジオ「イコーゼ！」で開かれ、漫画の販売やサイン会もある。伊達市梁川町育ちの声優佐々木るんさんも登壇する。入場無料だが事前の申し込みが必要。希望者は２５日まで申し込む。募集人数は１５０人で、多数の場合は抽選する。半田銀山昔語りの原画展は９月８日から１５日まで同会場で開かれる。入場無料。
問い合わせは町教委教育文化課へ。