奥会津「赤カボチャ」空中ですくすく 福島県金山町で収穫始まる

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奥会津「赤カボチャ」空中ですくすく 福島県金山町で収穫始まる

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福島県金山町で特産の「奥会津金山赤カボチャ」の収穫が始まった。大雪の影響で種まきが遅れ、収穫は1週間ほどずれ込んだ。猛暑の影響はなく、収量や色づき、味は平年並みという。
赤カボチャは一般的なカボチャより甘みが強く、肉厚でホクホクとした食感が特徴。生産会社の奥会津金山大自然は町内横田地区のハウス6棟で栽培しており、20日は従業員が濃いオレンジ色の実を丁寧にもぎ取った。収穫作業は9月上旬に最盛期を迎え、同月末まで続くという。
収穫した赤カボチャは県内の道の駅やスーパーで販売されている。社長の遠藤文章さん(55)は「天ぷらや蒸して食べるのがおすすめ。ぜひ手に取ってほしい」と話している。