「窒息」予防法を学ぼう 9月6日、福島県いわき市で市民フォーラム 食事の工夫や対応を指導

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「窒息」予防法を学ぼう 9月6日、福島県いわき市で市民フォーラム 食事の工夫や対応を指導

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市民フォーラム「救急医療・いわき2025」は9月6日午後1時から同3時まで、福島県いわき市総合保健福祉センター多目的ホールで開かれる。28回目の開催となる今回は「窒息」をテーマに掲げた。食事の際の工夫や予防策などについて考える。国内では毎年、およそ5千人が窒息で命を落としているという。
市病院協議会の主催。市、市医師会の共催。2部構成で、第1部は日本医科大付属病院高度救命救急センター講師の五十嵐豊氏が、特別講演「その一口が命取りに?高齢者の窒息予防と応急手当」と題し講演する。第2部では、市消防本部警防課の職員や救命救急士らが救急搬送の課題や現状を解説し、心肺蘇生や自動体外式除細動器(AED)の使い方などの実技指導を行う。
フォーラムの小山敦実行委員長(市医療センター救命救急センター長)と吉成和之副実行委員長(福島労災病院循環器科主任部長)は「高齢者を中心に身近に起こりうる『窒息』について学んでほしい」と来場を呼びかけている。
受け付けは当日正午から。入場無料で、予約・整理券は不要。問い合わせは市病院協議会事務局へ。(いわき版)