福島県内初「数検グランプリ」で文科大臣賞 郡山市の郡山ザベリオ学園中生 椎根市長に喜び報告

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福島県内初「数検グランプリ」で文科大臣賞 郡山市の郡山ザベリオ学園中生 椎根市長に喜び報告

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日本数学検定協会が主催する「実用数学技能検定(数検)グランプリ」で優秀な成績を収めた団体に贈られる文部科学大臣賞を受賞した福島県郡山市の郡山ザベリオ学園中の生徒らは22日、市役所を訪れた。椎根健雄市長に喜びを語り、さならる学力の向上を誓った。
グランプリは33回目。文部科学大臣賞は数検で特に優れた成績と取り組みが認められた1校にのみに贈られ、受賞は県内で初めて。
高橋正人校長、主に指導に当たった数学科主任の星博之教諭、準2級に合格した遠藤宗介さん(3年)、3級合格の工藤渉さん(2年)、吉田心穂さん(同)が市役所を訪問した。
遠藤さんは分からない問題を友人同士で教え合う雰囲気が校内にあると強調し、「合格も大切だが、挑戦が重要。これからも勉強を頑張りたい」と高みを見据えた。
工藤さんは「難題を解けた時、達成感がある」と数学の楽しさを語った。吉田さんは「細かく丁寧に先生に教えてもらい、学力が徐々に身に付いた」と話した。
椎根市長は「目標を持ち、楽しんで勉学に取り組んでいて素晴らしい」とたたえた。(郡山版)